📅 情報基準日:2026年4月12日
マンション・一戸建てを売却する際に締結する媒介契約には3種類あります。宅建試験での頻出テーマであるとともに、実際に物件を売却する際の選択にも直結する重要な知識です。
媒介契約の3種類を一覧比較
| 比較項目 | 専属専任媒介 | 専任媒介 | 一般媒介 |
|---|---|---|---|
| 依頼できる業者数 | 1社のみ | 1社のみ | 複数社可 |
| 自己発見取引 | 不可 | 可 | 可 |
| 指定流通機構への登録 | 必須(5日以内) | 必須(7日以内) | 任意 |
| 業務報告義務 | 1週間に1回以上 | 2週間に1回以上 | なし |
| 有効期間上限 | 3ヶ月 | 3ヶ月 | 規定なし(慣行3ヶ月) |
専属専任媒介契約
最も拘束力の強い媒介契約です。依頼者(売主)は1社の不動産会社のみに売却を依頼し、自分で買主を見つけること(自己発見取引)も禁止されます。
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メリット
- 業者が積極的に販売活動を行う(他社に先を越される心配がない)
- 1週間ごとの業務報告で進捗が把握しやすい
デメリット
- 業者の力量に結果が左右される
- 知人に売りたい場合でも業者を通す必要がある
専任媒介契約
1社のみへの依頼という点は専属専任と同じですが、依頼者が自分で買主を見つけて取引することが可能です。バランスの取れた媒介契約タイプです。
メリット
- 業者が積極的に動きやすい
- 自己発見取引が可能(友人・知人への売却もOK)
デメリット
- 2週間ごとの報告なので進捗把握がやや遅い
一般媒介契約
複数の不動産会社に同時に依頼できる媒介契約です。指定流通機構(レインズ)への登録義務がないため、物件情報の公開範囲を依頼者がコントロールできます。
メリット
- 複数社が競争して販売するため早期売却が期待できる
- 情報拡散範囲を限定できる(近所に知られたくない場合等)
デメリット
- 各業者が販売に消極的になりやすい(手数料獲得の見込みが低い)
- 業務報告義務がないため進捗が把握しにくい
指定流通機構(レインズ)への登録ルール
指定流通機構(REINS:不動産流通機構)とは、不動産会社間で物件情報を共有するシステムです。
- 専属専任媒介:媒介契約締結の翌日から起算して5営業日以内に登録
- 専任媒介:媒介契約締結の翌日から起算して7営業日以内に登録
- 一般媒介:登録義務なし(任意)
登録後は登録証明書を依頼者に交付しなければなりません。
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よくある質問(FAQ)
Q. 専任媒介契約の有効期間は最大何ヶ月ですか?
A. 専属専任・専任ともに3ヶ月以内が上限です(宅建業法第34条の2)。依頼者の申し出により更新することは可能ですが、自動更新は禁止されています。
Q. 媒介契約書は必ず書面で交付する必要がありますか?
A. はい。宅建業法第34条の2により、書面による媒介契約書の交付が義務付けられています(2022年改正で電子書面も可)。口頭のみの媒介契約は法的に無効となります。
Q. 一般媒介を選んだ場合、売却できない可能性は高いですか?
A. 一般媒介は業者が積極的に動きにくいデメリットがあります。ただし人気エリアの物件や独自ルートを持つ業者が複数いる場合は有効な選択です。物件の条件・エリアに合わせて選択してください。

まとめ・ポイント整理
- 専属専任:1社依頼・自己発見不可・5日以内レインズ登録・週1報告
- 専任:1社依頼・自己発見可・7日以内レインズ登録・2週1報告
- 一般:複数社依頼・レインズ登録任意・報告義務なし
- 専属専任・専任の有効期間は最大3ヶ月
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参考資料・公式情報
💡 四冠ホルダーからの一言:宅建試験は「なぜそのルールが存在するのか」という背景理解が合格の近道です。条文の丸暗記より、制度の趣旨を掴むことを意識してください。

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