
贈与税は宅建試験「税・その他」分野の重要テーマです。暦年課税・相続時精算課税の選択、不動産贈与の特例(居住用不動産の配偶者控除)を正確に理解することが得点への近道です。
📚 合格への最短ルートを探している方へ
不動産法令の解釈は非常に複雑で、独学では落とし穴にはまりがちです。最短ルートで正確な知識を身につけるなら、プロの講義を活用するのが結局一番の近道。私が合格時に頼ったLEC東京リーガルマインドの講座なら、法改正のポイントも漏れなくカバーできます。
→ LEC宅建講座の詳細・資料請求はこちら
贈与税の概要
贈与税とは、個人から財産の贈与を受けた場合に課される国税です(相続税法)。
- 課税主体:国(国税)
- 納税義務者:財産を受け取った者(受贈者)
- 申告・納付期限:贈与を受けた年の翌年2月1日〜3月15日
暦年課税(基本)
暦年(1月1日〜12月31日)ごとに受贈した財産の合計額に課税する方式です。
基礎控除
受贈者1人につき年間110万円の基礎控除があります。110万円以下の贈与は非課税・申告不要。
税率(超過累進税率)
| 基礎控除後の課税価格 | 一般税率 | 特例税率(直系尊属から18歳以上) |
|---|---|---|
| 200万円以下 | 10% | 10% |
| 400万円以下 | 15% | 15% |
| 600万円以下 | 20% | 20% |
| 1,000万円以下 | 30% | 26% |
| 1,500万円以下 | 40% | 32% |
| 3,000万円以下 | 45% | 37% |
| 4,500万円以下 | 50% | 45% |
| 4,500万円超 | 55% | 55% |
親・祖父母など直系尊属から18歳以上の子・孫への贈与は特例税率(一般より低い税率)が適用されます。

相続時精算課税制度
60歳以上の父母・祖父母から18歳以上の子・孫への贈与に適用できる制度です。
仕組み
- 累計2,500万円まで非課税(2,500万円超の部分は一律20%課税)
- 贈与者の死亡時に、相続財産に合算して相続税を精算する
- 一度選択すると暦年課税に戻れない
2024年改正(毎年110万円の基礎控除)
2024年1月1日以降、相続時精算課税制度にも年間110万円の基礎控除が新設されました。110万円以下は相続財産への加算も不要になりました。
居住用不動産の贈与税配偶者控除(おしどり贈与)
婚姻20年以上の配偶者から居住用不動産(または取得資金)を贈与された場合、基礎控除110万円に加えて最大2,000万円まで控除できます。
要件
- 婚姻期間が20年以上
- 居住用不動産または取得資金の贈与
- 贈与翌年3月15日までに居住し、その後も居住継続見込み
- 同一配偶者から一生に1回のみ
贈与税の非課税財産
- 扶養義務者からの生活費・教育費(通常必要と認められる範囲)
- 法人からの贈与(所得税の対象)
- 社交上の香典・見舞金等(社会通念上相当の範囲)
宅建試験 頻出ポイントまとめ
- 暦年課税の基礎控除:年間110万円
- 特例税率:直系尊属から18歳以上への贈与
- 配偶者控除:婚姻20年以上・最大2,000万円控除
- 相続時精算課税:2,500万円まで非課税(超過分20%)
- 相続時精算課税:死亡時に相続財産に合算して精算
まとめ
贈与税は「暦年課税の110万円控除」「居住用不動産の2,000万円控除(婚姻20年以上)」「相続時精算課税2,500万円」の3つの数字が最頻出です。特例税率の適用条件(直系尊属・18歳以上)も確実に押さえましょう。
📚 本気で合格を目指す方へ
本気で合格を掴み取りたいなら、独学に固執せず、実績のある予備校を味方につけるのが得策です。
→ LEC宅建講座の詳細・資料請求はこちら
関連記事
参考資料・公式情報
💡 四冠ホルダーからの一言:宅建試験は「なぜそのルールが存在するのか」という背景理解が合格の近道です。条文の丸暗記より、制度の趣旨を掴むことを意識してください。

コメント