不動産所得の「白色申告から青色申告への切替え」手続きと注意点【2026年版】

📅 情報基準日:2026年5月現在

📋 参照法令(e-Gov法令検索)

不動産所得を確定申告する場合、青色申告に切り替えることで最大65万円の特別控除や損失の繰越など大きな節税メリットが得られます。切替えの手続きは意外とシンプルです。

目次

青色申告への切替え手続きの流れ

ステップ内容期限
①青色申告承認申請書の提出所轄の税務署に「所得税の青色申告承認申請書」を提出適用を受けようとする年の3月15日まで(新規開業の場合は開業日から2ヶ月以内)
②開業届の確認(不動産所得の場合)不動産所得は「不動産所得を生ずべき業務を開始した年月日」が基準開業日から1ヶ月以内が望ましい
③帳簿の準備複式簿記(総勘定元帳・仕訳帳)または簡易簿記(現金出納帳等)の作成翌年の確定申告に向けて1月から開始
④電子申告(e-Tax)の準備65万円控除を受けるにはe-Taxまたは電子帳簿保存が必要(2022年以降)申告年度前に準備

白色→青色切替えのメリット比較

  • 白色申告:特別控除なし(控除ゼロ)・帳簿義務はあるが複式簿記不要
  • 青色申告(簡易簿記):10万円の特別控除
  • 青色申告(複式簿記+e-Tax):65万円の特別控除(税所得から65万円差し引ける)
  • 3年間の損失繰越・翌年以降への赤字の繰越控除が可能

FAQ

Q. 青色申告をするために会計ソフトは必須ですか?

A. 法律上は会計ソフトの使用は必須ではありませんが、複式簿記で65万円控除を目指す場合は実務上ほぼ必須です。freee・弥生会計・マネーフォワードクラウド等の会計ソフトは月額1,000〜3,000円程度で利用でき、不動産投資家向けの機能(減価償却計算・家賃管理等)も充実しています。会計ソフトの費用も不動産所得の経費として計上できます。税理士に顧問を依頼する場合はソフトの選択を相談してください。

📚 不動産資格はLECで最短合格

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃管の合格実績No.1クラスの講座。
→ LEC東京リーガルマインドの講座・資料請求はこちら


この記事の監修:ゆうぜん

不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)
e-Gov法令検索国土交通省の公的情報に基づき情報発信しています。

免責事項

本記事は執筆時点の法令・制度に基づきます。個別の判断については専門家にご相談ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

コメント

コメントする

目次