※本記事の情報基準日:2026年4月
目次
賃貸不動産経営管理士試験の概要
賃貸不動産経営管理士(賃管)は、2021年に国家資格化した賃貸不動産管理の専門資格です。合格率はここ数年で20〜30%程度と、宅建士(15〜17%)より若干高め。ただし、毎年難化傾向にあり、独学で合格するには計画的な学習が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 毎年11月中旬(第3日曜日) |
| 試験形式 | 四肢択一式・50問(マークシート) |
| 試験時間 | 120分 |
| 合格点の目安 | 例年36〜40点程度(全体の72〜80%) |
| 合格率 | 2023年:28.2%、2024年:27.4%(※年度により変動) |
| 受験資格 | なし(年齢・学歴不問) |
| 試験手数料 | 13,200円(税込) |

出題科目と配点
- 賃貸住宅管理業法(約10問):最重要科目。管理業者登録・業務管理者・重要事項説明・サブリース規制が頻出
- 民法・借地借家法(約10問):賃貸借契約・解除・更新・定期借家契約・連帯保証
- 建物・設備の知識(約8問):建物構造・設備の種類・点検・修繕に関する実務知識
- 賃貸管理実務(約12問):入退去・原状回復・家賃管理・募集・クレーム対応
- その他(約10問):不動産税・マンション管理関連・倫理・サービス業務
独学で合格するための学習期間と計画
賃管の独学合格に必要な勉強時間は100〜200時間が目安です。宅建士合格者や不動産実務経験者であれば50〜100時間で合格できるケースもあります。
| 期間 | 学習内容 | 目標 |
|---|---|---|
| 試験6ヶ月前〜4ヶ月前(5〜7月) | テキスト精読:賃貸住宅管理業法・民法・建物設備 | 全分野のインプット完了 |
| 試験4ヶ月前〜2ヶ月前(8〜9月) | 問題集・過去問(5年分)1周目 | 弱点の洗い出し。頻出テーマの把握 |
| 試験2ヶ月前〜1ヶ月前(10月) | 過去問2〜3周・弱点補強 | 正答率80%以上を目標 |
| 試験1ヶ月前(11月序盤) | 模擬試験・最終確認 | 本番形式での時間配分・ミス対策 |

独学おすすめテキスト
- 賃貸不動産経営管理士 合格テキスト(TAC出版):網羅性が高く、内容の正確さに定評がある。毎年最新版が発行される
- わかって合格る 賃貸不動産経営管理士(TAC出版):初学者向けの丁寧な解説。図解が多くわかりやすい
- 賃貸不動産経営管理士 過去問題集(日建学院):過去問の解説が充実。問われるポイントの把握に最適
- 公式テキスト(賃貸不動産経営管理士協議会):試験の根拠資料として必ず参照。ただし解説が少なく、これだけでは難しい
宅建士合格者が賃管を受験する場合
宅建士の合格者が賃管を受験する場合、民法・借地借家法・建物の知識はすでに持っているため、新たに学ぶべき科目は賃貸住宅管理業法・賃貸管理実務に絞れます。学習時間は50〜100時間に短縮できるでしょう。
不動産四冠(宅建・マン管・管業・賃管)を目指す方は、宅建合格後に賃管を取得するルートが最も効率的です。私自身、宅建合格の翌年に賃管を受験し、約80時間の追加学習で合格しました。
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【監修者】ゆうぜん|不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)。自ら不動産投資・売却・管理を経験した実務家として、正確で実践的な情報をお届けします。※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律相談・投資助言ではありません。

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