※本記事の情報基準日:2026年4月
目次
マンション管理士の独立開業の実態
マンション管理士資格を取得した後、独立してコンサルタント業務を行うことは可能です。ただし「資格を取れば仕事が来る」ほど簡単ではなく、初期の集客・実績作りが課題です。実際に専業で活動しているマンション管理士は全登録者数(2024年時点:約2万6,000人)の中でも少数です。
マンション管理士の主な業務内容
- 管理組合のコンサルティング:管理規約の見直し・管理会社との交渉支援・理事会運営サポート・総会の司会進行支援
- 大規模修繕の設計監理:修繕委員会の設立支援・業者選定・見積審査・工事監理
- 管理会社の変更支援:既存管理会社への不満がある管理組合に対する新管理会社の選定・移行支援
- 管理費・修繕積立金の適正化支援:収支分析・長期修繕計画の見直し・積立金増額計画の策定
- 紛争解決の支援:区分所有者間のトラブル・騒音問題・専有部分改修に関する紛争のADR(裁判外紛争解決手続き)

報酬の目安
| 業務種別 | 報酬の目安 |
|---|---|
| 管理組合顧問契約(月次) | 月1〜5万円(管理組合の規模・業務量による) |
| 大規模修繕の設計監理 | 工事費の3〜8%または固定報酬(数十〜数百万円) |
| スポットコンサルティング(1回) | 5〜15万円 |
| 管理会社変更支援 | 50〜200万円(プロジェクト型) |
年収の現実と収入を安定させるコツ
- 専業マンション管理士の年収は200〜800万円程度が現実的なレンジ(初年度は収入ゼロもある)
- 安定している管理士の多くは「顧問契約を複数の管理組合と結ぶ」ことで月次収入を確保している
- 不動産系の他資格(宅建士・管業・マン管のほかFP等)との複合で対応できる業務の幅を広げている

集客・受注を増やすための実践方法
- マンション管理士協会・士業団体への入会:案件紹介・勉強会・ネットワーク形成の場になる
- 不動産会社・管理会社との提携:管理変更・大規模修繕の専門家として紹介してもらう
- セミナー・研修会の講師活動:管理組合向けのセミナーで認知度を上げる
- Webサイト・ブログ・SNSでの情報発信:管理組合向けの専門情報を発信し、検索からの問い合わせを獲得する
- 地域の管理組合・自治会へのDM・訪問:特定エリアに集中して顔を売る地域密着型の戦略
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【監修者】ゆうぜん|不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)。自ら不動産投資・売却・管理を経験した実務家として、正確で実践的な情報をお届けします。※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律相談・投資助言ではありません。

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