📅 情報基準日:2026年4月1日
「マンションを売りたいけど、何から始めればいいかわからない」という方のために、査定依頼から引き渡しまでの全10ステップをわかりやすく解説します。初めての売却でも迷わないよう、各ステップのポイントと注意点を網羅しました。
マンション売却の全体スケジュール
一般的なマンション売却は、査定から決済まで3〜6ヶ月かかります。売却を急ぐ場合は買取業者への直接売却(即時買取)という選択肢もありますが、仲介売却と比べて価格は低くなります。
売却10ステップ詳細
ステップ1:情報収集・相場調査
まず「SUUMO」「アットホーム」「HOME’S」などの不動産ポータルサイトで、近隣の同条件マンションの成約事例を調べます。国土交通省の不動産取引価格情報検索も参考になります。
ステップ2:査定依頼(複数社)
不動産会社3〜5社に査定依頼します。査定方法は「机上査定(簡易査定)」と「訪問査定」の2種類。正確な査定には訪問査定が必要です。査定3種類の違いと選び方も参照ください。
ステップ3:媒介契約の締結
売却を依頼する不動産会社を選び、媒介契約を締結します。媒介契約には3種類あります。
| 契約種別 | 他社依頼 | 自己発見取引 | 報告義務 |
|---|---|---|---|
| 専属専任媒介 | 不可 | 不可 | 1週間に1回以上 |
| 専任媒介 | 不可 | 可 | 2週間に1回以上 |
| 一般媒介 | 可 | 可 | 義務なし |

ステップ4:売却活動開始
レインズ(不動産流通機構)への登録・ポータルサイトへの掲載・内覧対応が開始されます。内覧前には部屋の清掃・整理整頓・ホームステージングが成約率を高めます。
ステップ5:購入希望者との交渉
購入希望者から購入申し込み(買付証明書)が入ったら、価格・引き渡し時期・条件について交渉します。
ステップ6:売買契約の締結
売買条件が合意したら宅建業法に基づく重要事項説明を受け、売買契約を締結します。このとき買主から手付金(売却価格の5〜10%程度)を受領します。
ステップ7:住宅ローンの完済・抵当権抹消手続き
売却代金でローンを一括返済し、金融機関から抵当権抹消書類を受領します。抵当権抹消登記は司法書士に依頼するのが一般的です。
ステップ8:残代金決済・引き渡し
売買代金(手付金を除く残代金)を受領し、鍵・管理規約・マンション設備の説明書等を引き渡します。所有権移転登記も同日に行います。
ステップ9:確定申告
売却益(譲渡所得)が出た場合は翌年3月15日までに確定申告が必要です。マイホームの売却では3,000万円の特別控除が利用できる場合があります。詳細は不動産売却の税金・確定申告完全ガイドを参照ください。
ステップ10:管理費・修繕積立金の精算
引き渡し日をもとに、管理費・修繕積立金を日割り精算します。管理組合への所有者変更届も忘れずに行いましょう。
まとめ・ポイント整理
- 売却期間は通常3〜6ヶ月。急ぐ場合は買取業者への直接売却も選択肢
- 媒介契約は3種類。専任・専属専任は報告義務あり、一般媒介は複数社依頼可
- 売買契約締結時に手付金(5〜10%)を受領、残代金は決済日に受領
- ローン残債がある場合は完済・抵当権抹消を決済日に同時処理
- 売却益が出たら翌年3月15日までに確定申告(3,000万円特別控除活用可)
よくある質問(FAQ)
Q. 住みながら売却できますか?
A. 可能です。居住中の内覧はやや成約率が下がる場合がありますが、ホームステージングを工夫することで印象を高めることができます。
Q. 買取と仲介の価格差はどのくらいですか?
A. 一般的に買取価格は仲介売却の70〜80%程度とされています。スピードを優先するか、価格を優先するかで選択が変わります。
Q. 売却に必要な書類は何ですか?
A. 主な書類は「登記識別情報(権利証)」「固定資産税納税通知書」「管理規約・重要事項調査報告書」「間取り図」「リフォーム履歴」等です。
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