不動産売却の確定申告完全ガイド|必要書類・申告手続き・よくある間違い【2026年版】

目次

不動産売却後の確定申告の必要性

不動産を売却した場合、譲渡益(利益)が出ても出なくても、居住用財産の特例(3,000万円控除等)を使う場合は確定申告が必要です。申告しないと特例を受けられず、大きな損をする可能性があります。

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不動産売却の確定申告書類
Photo by Vitaly Gariev on Unsplash

確定申告が必要なケース・不要なケース

ケース申告の要否
譲渡益が出た(控除・特例なし)必要
譲渡益が出た(3,000万円控除等の特例を使う)必要(特例の適用には申告が必須)
譲渡損失が出た(損益通算・繰越控除を使う)必要(翌年以降の繰越控除のためにも申告)
譲渡損失が出た(特例を使わない)原則不要(ただし申告すると損失の翌年繰越が可能)

必要書類一覧

売却に関する書類

  • 売買契約書(売却時)のコピー
  • 仲介手数料・測量費等の領収書
  • 登記費用(売却時)の領収書

購入時の書類(取得費の証明)

  • 売買契約書(購入時)のコピー
  • 購入時の仲介手数料・登記費用の領収書
  • リフォーム費用の領収書(資本的支出として計上可)

特例適用のための書類

  • 住民票(3,000万円控除:居住用証明のため)
  • 戸籍謄本(相続した空き家の場合)
  • 耐震基準適合証明書(空き家特例の場合)
確定申告の手続きの流れ
Photo by Vitalii Abakumov on Unsplash

申告書の作成手順

  1. 国税庁のe-Tax(確定申告書等作成コーナー)にアクセス
  2. 分離課税の譲渡所得を選択(給与所得とは別に申告)
  3. 売却価格・取得費・譲渡費用を入力
  4. 該当する特例にチェック(3,000万円控除・軽減税率等)
  5. 計算結果を確認し、添付書類とともに提出

よくある間違いと注意点

  • 申告期限の勘違い:売却した翌年の2月16日〜3月15日が申告期間。期限後申告は無申告加算税がかかる
  • 取得費の過少申告:リフォーム費用・購入諸費用を計上し忘れると税負担が増える
  • 所有期間の計算ミス:売却した年の1月1日時点での所有期間で税率が決まる(引渡し日ではなく契約日ではないことに注意)
  • 特例の申告漏れ:3,000万円控除は自動適用されない。必ず確定申告で申請が必要

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損失が出た場合の繰越控除

居住用財産の売却で損失が出た場合、「居住用財産の譲渡損失の損益通算及び繰越控除の特例」を使うことで、給与所得等と損益通算でき、その年に控除しきれなかった損失は最大3年間繰り越せます。

監修者

監修:不動産四冠 編集部

宅地建物取引士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士の四冠資格保有者が監修。試験対策から実務活用まで正確な情報をお届けします。


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この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

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