📅 情報基準日:2026年4月12日
マンション売却を検討した際、最初のステップが査定です。「いくらで売れるか」を知らなければ、売却計画が立てられません。本記事では査定の3種類を徹底比較し、あなたの状況に合った選び方を解説します。

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マンション査定の3種類とは
マンション売却の査定方法は大きく3種類に分類されます。
| 査定種類 | 所要時間 | 精度 | 費用 | 向いているケース |
|---|---|---|---|---|
| 机上査定(簡易査定) | 数分〜数時間 | 低〜中 | 無料 | まず相場感を掴みたい |
| 訪問査定(詳細査定) | 1〜2時間(現地)+数日 | 高 | 無料 | 本格的に売却を検討している |
| 一括査定サービス | 数分(入力)+数日 | 中〜高 | 無料 | 複数社を手軽に比較したい |
机上査定(簡易査定)
特徴と仕組み
物件の住所・面積・築年数・階数などの基本情報をもとに、現地に行かずデータだけで算出する査定方法です。不動産会社が保有する成約事例データベースや、国土交通省の不動産取引価格情報検索などを活用します。
メリット・デメリット
- ✅ 今すぐ相場感を把握できる
- ✅ 不動産会社と接触せずに済む
- ❌ 室内状況・管理状態が反映されないため精度が低い
- ❌ 同マンションの売却事例が少ない場合、精度がさらに下がる
訪問査定(詳細査定)
特徴と仕組み
担当者が実際に物件を訪問し、室内の状態・設備・眺望・管理状況などを確認したうえで査定価格を算出します。机上査定と比較して精度が格段に高く、実際の売り出し価格の根拠になります。
確認される主なポイント
- 室内の状態(リフォーム歴・設備の更新状況)
- 眺望・採光・階数
- 共用部分の管理状態
- 修繕積立金の滞納有無(管理組合への確認)
- 周辺の成約事例との比較
メリット・デメリット
- ✅ 最も精度が高い査定価格を得られる
- ✅ 担当者の人柄・実力を確認できる
- ❌ 日程調整が必要・時間がかかる
- ❌ 1社ずつ対応するため複数社比較が手間
一括査定サービス
特徴と仕組み
物件情報を一度入力するだけで、複数の不動産会社から査定価格を受け取れるWebサービスです。SUUMO売却査定・HOME4U・イエウールなどが代表的です。
メリット・デメリット
- ✅ 複数社の査定を同時に比較でき、相場の幅が把握できる
- ✅ 不動産会社探しの手間が省ける
- ❌ 複数社から電話・メールが届く
- ❌ サービスによっては提携社が少なく地域によって対応社が限られる
査定価格の正しい読み方
複数社の査定価格が出揃ったとき、注意すべき点があります。
- 高すぎる査定価格に注意:媒介契約を獲得するために高値を提示し、後から値下げを求める「囲い込み」手法が業界に存在します
- 根拠を確認する:査定価格の根拠となる成約事例(比較対象物件)を必ず確認しましょう
- 売り出し価格≠査定価格:査定価格はあくまで参考値。実際の売り出し価格は市場動向を見て決定します

よくある質問(FAQ)
Q. 査定は何社に依頼すればいいですか?
A. 最低でも3社以上への依頼を推奨します。1社だけでは相場の幅が把握できません。一括査定サービスを活用すると、5〜10社の査定を効率的に取得できます。
Q. 査定に費用はかかりますか?
A. 机上査定・訪問査定・一括査定サービスのいずれも無料です。費用が発生するのは媒介契約締結後、実際に売却活動を依頼した場合の仲介手数料のみです。
Q. 査定価格から実際の売却価格はどれくらい変わりますか?
A. 査定価格の±10〜20%の範囲で売却価格が決まるケースが多いです。市場状況・売り急ぎの有無・物件の希少性によって大きく変動します。マンション売却でかかる全費用も参考に、手取り額を計算してから売り出し価格を決定しましょう。
まとめ・ポイント整理
- 査定には机上査定・訪問査定・一括査定の3種類がある
- 精度は訪問査定が最高。まず一括査定で相場を把握→本命社に訪問査定が王道
- 査定はすべて無料。費用を気にせず複数社に依頼すること
- 高すぎる査定価格には必ず根拠を確認する
- 査定価格はあくまで参考値。成約事例との比較で妥当性を判断する
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