宅建業法 報酬規制の完全解説|仲介手数料の計算方法・速算式・上限【宅建2026】

不動産仲介・報酬のイメージ
Photo by Tsuyoshi Kozu on Unsplash

宅建試験で毎年出題される報酬規制。仲介手数料の計算式・速算式・上限額・賃貸の報酬・2024年改正の空き家特例まで、本記事で完全解説します。

目次

報酬規制の基本原則

宅建業者が受け取れる報酬の上限は国土交通大臣が告示で定めた額以内です(宅建業法46条)。この上限を超える報酬の受領は禁止されており、違反した場合は監督処分・罰則の対象となります。

📚 合格への最短ルートを探している方へ

不動産法令の解釈は非常に複雑で、独学では落とし穴にはまりがちです。最短ルートで正確な知識を身につけるなら、プロの講義を活用するのが結局一番の近道。私が合格時に頼ったLEC東京リーガルマインドの講座なら、法改正のポイントも漏れなくカバーできます。
→ LEC宅建講座の詳細・資料請求はこちら

売買・交換の報酬上限(媒介)

売買における媒介報酬の上限は取引価格に応じた速算式で計算します。

売買価格(税抜)上限率
200万円以下の部分5%
200万円超〜400万円以下の部分4%
400万円超の部分3%

速算式(400万円超の場合)

売買価格×3%+6万円(+消費税)

例:3,000万円の場合
3,000万円×3%+6万円=96万円(税抜)
消費税込:96万円×1.1=105.6万円
※買主・売主それぞれからこの額を上限として受領可(合計最大211.2万円)
報酬計算の早見表
Photo by Zheng XUE on Unsplash

賃貸の報酬上限

区分媒介代理
借賃(月額)を基準貸主・借主の合計で賃料1ヶ月分以内賃料1ヶ月分以内

💡 居住用建物の場合、依頼者の一方から受領できるのは原則賃料0.5ヶ月分。ただし、依頼者の承諾があれば一方から1ヶ月分まで受領可能(告知が必要)。

事業用建物は依頼者双方の合意のもとで配分を決めることができます。

代理の場合の報酬上限

代理の場合は媒介の2倍まで受領できます。ただし、売主の代理をして買主からも報酬を受領する場合、双方から受領した合計が媒介の2倍を超えてはなりません。

2024年7月改正:低廉な空き家等の特例

売買価格が800万円以下の低廉な空き家・空き地等の売買媒介において、売主から受領できる報酬の上限が引き上げられました(改正前:400万円以下)。

  • 売主から受領できる上限:33万円(税込)
  • 買主からは通常の速算式による額が上限
  • 2024年7月1日施行

権利金がある場合の特例

土地・建物の賃貸借で権利金の授受がある場合、権利金を売買代金とみなして売買の報酬規定を適用できます(権利金が高額な場合に有利)。

報酬に含められないもの・別途請求できるもの

  • 通常の広告費:報酬に含まれる(別途請求不可)
  • 依頼者の特別な依頼による広告費:別途実費請求可
  • 遠隔地への出張費:別途実費請求可

📚 本気で合格を目指す方へ

本気で合格を掴み取りたいなら、独学に固執せず、実績のある予備校を味方につけるのが得策です。こちらの詳細ページから、自分にぴったりの学習プランを見つけてみてください。
→ LEC宅建講座の詳細・資料請求はこちら

宅建試験 報酬規制の頻出ポイント

  • 売買速算式:400万円超は「×3%+6万円(税抜)」
  • 賃貸:貸主・借主合計で賃料1ヶ月分以内(居住用は原則0.5ヶ月分ずつ)
  • 代理:媒介の2倍が上限
  • 低廉な空き家(800万円以下):売主から最大33万円(税込)
  • 特別依頼の広告費・出張費は別途請求可

監修:不動産四冠ホルダー
宅地建物取引士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士の4資格を保有。不動産実務と資格試験対策の両面から情報を発信しています。


関連記事

参考資料・公式情報

💡 四冠ホルダーからの一言:宅建試験は「なぜそのルールが存在するのか」という背景理解が合格の近道です。条文の丸暗記より、制度の趣旨を掴むことを意識してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

コメント

コメントする

目次