不動産投資の利回り計算方法【表面・実質・NOIの違いと目安の数字2026年版】

不動産投資の利回り計算方法【表面・実質・NOIの違いと目安の数字2026年版】
目次

利回りとは何か

不動産投資における利回りとは、物件購入価格に対して得られる賃料収入の割合を示す指標です。利回りが高いほど収益性が高いとされますが、種類によって計算方法と意味が異なるため、正しく理解することが重要です。

不動産投資の利回り計算方法【表面・実質・NOIの違いと目安の数字2026年版】

表面利回り(グロス利回り)の計算

表面利回り = 年間賃料収入(満室想定)÷ 物件購入価格 × 100

例:月10万円の賃料、購入価格2,000万円の場合
(10万×12)÷ 2,000万 × 100 = 6.0%

表面利回りは満室・空室費用ゼロを前提とした理論値です。物件の比較には便利ですが、実態を反映していません。

実質利回り(ネット利回り)の計算

実質利回り =(年間賃料収入 - 年間諸経費)÷(物件購入価格 + 購入時諸費用)× 100

不動産投資の利回り計算方法【表面・実質・NOIの違いと目安の数字2026年版】 解説

諸経費には管理費・修繕費・固定資産税・保険料などが含まれます。表面利回りより1〜2%程度低くなることが多く、実際の収益性を測る指標として重視されます。

NOI利回り(純収益利回り)

NOI利回り = NOI(純営業収益)÷ 物件購入価格 × 100

NOIとは、賃料収入から空室損失・運営費用を差し引いた純収益です。金融機関の収益評価や専門的な投資分析で使われます。

利回りの目安

物件種別表面利回りの目安実質利回りの目安
東京都心ワンルーム4〜6%2〜4%
地方都市ワンルーム7〜10%4〜7%
一棟アパート(地方)8〜12%5〜8%
一棟マンション(都市部)5〜8%3〜5%

高利回り物件の注意点

  • 表面利回りが10%を超える物件は空室率が高い・修繕費が大きいケースが多い
  • 人口減少地域では将来的に賃料下落・空室増加のリスクがある
  • 土地値が低い地方物件は売却時に値下がりしやすい
  • 利回りだけでなくキャッシュフロー(手残り)で判断することが重要

キャップレート(還元利回り)との関係

収益還元法による物件評価では「キャップレート(Cap Rate)」が使われます。NOIをキャップレートで割ることで物件の適正価格を算出でき、物件の購入判断に活用されます。

まとめ

利回りは表面・実質・NOIの違いを理解したうえで活用することが重要です。高利回り物件の裏にあるリスクを見極め、実質利回りとキャッシュフローを軸に判断することが、安定した不動産投資の基本です。

▶ 動画で学ぶ:都心マンション投資の基礎知識

入居率99.96%・駅徒歩5分以内70%の実績を持つJPリターンズが、動画セミナーで資産形成の基礎を公開中。会社員が区分マンション投資を始める前に知るべきポイントを無料で確認できます。
→ 不動産投資の動画セミナーを無料で見る【JPリターンズ】


【監修者】ゆうぜん|不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)。自ら不動産投資・売却・管理を経験した実務家として、正確で実践的な情報をお届けします。※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律相談・投資助言ではありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

コメント

コメントする

目次