マンション売却の流れ【完全版2026】宅建士が教える7ステップと注意点

マンション売却の流れ【完全版2026】宅建士が教える7ステップと注意点

📅 情報基準日:2026年4月17日

「マンションを売りたいけど、何から始めればいいか分からない」——そんな方のために、宅建士・不動産四冠ホルダーが売却の全工程を7ステップで解説します。

目次

マンション売却の全体像:平均3〜6ヶ月かかる

査定依頼から決済・引渡しまで、一般的に3〜6ヶ月かかります(不動産流通機構統計)。急ぐ場合は買取(1ヶ月以内も可)という選択肢もあります。

マンション売却の流れ【完全版2026】宅建士が教える7ステップと注意点

STEP1:複数社に査定依頼(1〜2週間)

まず複数の不動産会社に査定を依頼することが鉄則です。1社だけだと相場より低い査定額を「適正」と思い込むリスクがあります。

  • 机上査定:物件データをもとにシステムで算出。即日〜数日で結果が出るが精度は低め
  • 訪問査定:担当者が現地を確認。リフォーム状況・日当たり・管理状態も評価。精度が高い

一括査定サービスを使うと、一度の入力で複数社に同時依頼できます。査定額の相場感をつかむのに有効です。

STEP2:媒介契約の締結(宅建業法34条の2

売却を依頼する会社を1〜3社に絞り、媒介契約を締結します。種類は3つ。

マンション売却の流れ【完全版2026】宅建士が教える7ステップと注意点 解説
種類依頼社数レインズ登録業務報告
専属専任1社のみ5日以内週1回以上
専任1社のみ7日以内2週間に1回以上
一般複数社可任意任意

STEP3:売却活動(1〜3ヶ月)

媒介契約後、業者がレインズ登録・チラシ配布・ポータルサイト掲載・内覧対応などを行います。この期間が最も時間がかかります。

内覧時のポイント:清潔感を保ち、においに注意(ペット・タバコ)。収納を整理しておく。照明を全灯して明るく見せる。

STEP4:売買契約の締結

買主が決まったら重要事項説明→売買契約の流れです(宅建業法35条・37条)。この段階で手付金(売買代金の5〜10%が目安)を受け取ります。

告知書(物件状況確認書)に、雨漏り・シロアリ・給排水管の不具合などを正直に記載することが重要です。隠すと後で契約不適合責任(民法562条)を問われるリスクがあります。

STEP5:引越し・残置物の撤去

決済日までに引越しを完了させ、残置物を全て撤去します。エアコン・照明など取り外せるものは事前に売買契約で「残置するか撤去するか」を明記しておきましょう。

STEP6:決済・引渡し

司法書士立会いのもと、残代金の受領→所有権移転登記申請→鍵の引渡しを行います。住宅ローンが残っている場合はこの日に繰上返済して抵当権を抹消します。

STEP7:確定申告(翌年2〜3月)

売却で利益(譲渡所得)が出た場合は確定申告が必要です。居住用財産の3,000万円特別控除を使うためにも、必ず翌年の確定申告を行いましょう。

よくある失敗3選

  1. 査定1社だけで決める→相場の把握ができず損をするケースあり
  2. 売出価格を高く設定しすぎる→売れ残り→値下げ→結果として安くなる
  3. 囲い込み業者に気づかない→専任契約で他社からの紹介を断る悪質業者に注意。レインズ登録状況を自分でも確認すること

よくある質問(FAQ)

Q. マンション売却にかかる費用の目安は?

A. 仲介手数料(売却価格×3%+6万円+税)が最大の費用です。そのほか印紙税・登記費用・譲渡所得税(利益が出た場合)を合わせ、売却価格の3〜5%程度が目安です。

Q. 売却期間を短くするには?

A. 適正な売出価格の設定が最重要です。相場より10%以上高いと内見自体が減ります。急ぐなら買取も選択肢です。

Q. マンション管理費・修繕積立金の滞納があっても売れる?

A. 売却前に精算が必要です。滞納があると買主の融資審査に影響する場合があります。

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この記事の監修:ゆうぜん

不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)
現場実務の知見と、e-Gov(法令検索)国土交通省RETIOの公的データに基づき情報発信しています。

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本記事は執筆時点の法令・公的データに基づき作成していますが、正確性・完全性を保証するものではありません。最終判断は必ず公的機関の最新情報をご確認ください。


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この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

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