宅建士の独立開業:宅建業者免許の取得・事務所設置・保証協会加入の手順

※本記事の情報基準日:2026年4月

目次

宅建士資格取得後の独立開業の可能性

宅建士資格を取得し、不動産仲介・売買・管理業を自分で始めることは可能です。ただし、個人が宅建士として業務を行うには「宅建業の免許(宅地建物取引業者免許)」の取得が別途必要です。宅建士資格はあくまでも「国家資格の保有」であり、それ単独で不動産業ができるわけではありません。

宅建業者免許取得までの流れ

  • STEP1:法人設立または個人事業主として開業の準備:事業形態(法人か個人か)を決める。法人設立の場合は登記が必要
  • STEP2:事務所の設置:継続的に業務を行える専用の事務所(部屋)を用意する。自宅の一部を使う場合は独立性が確保されていることが必要
  • STEP3:専任の宅建士の確保:事務所に従業者5人に1人以上の割合で専任の宅建士を置く。開業者本人が宅建士であれば自分が専任宅建士になれる
  • STEP4:宅建業の免許申請:都道府県知事(または国土交通大臣)に免許申請する
  • STEP5:営業保証金の供託または保証協会加入:営業保証金(主たる事務所1,000万円)を供託するか、保証協会に加入する(加入なら60万円)

保証協会の選択(ハトマーク・ウサギマーク)

  • 全国宅地建物取引業保証協会(ハトマーク):会員数が多い。弁済業務保証金分担金60万円(主たる事務所)+入会金・年会費
  • 不動産保証協会(ウサギマーク):ハトマーク同様の弁済業務保証金分担金。入会金・年会費はそれぞれ異なる
  • どちらに加入しても法的な権利・義務は同じ。地域の業者コミュニティや研修体制を比較して選ぶ

開業後の実務:仲介業の基本的な業務フロー

  • 物件情報の収集(レインズ・ポータルサイト・自社ネットワーク)
  • 物件の広告・宣伝(SUUMO・athome等への掲載、自社Webサイト等)
  • 買主・借主への物件案内・内見対応
  • 重要事項説明(宅建士証を提示して実施)
  • 売買契約・賃貸借契約の締結・仲介手数料の受領

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【監修者】ゆうぜん|不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)。自ら不動産投資・売却・管理を経験した実務家として、正確で実践的な情報をお届けします。※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律相談・投資助言ではありません。

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この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

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