※本記事の情報基準日:2026年4月
マンション売却の失敗は「準備不足」から始まる
マンション売却で後悔するケースのほとんどは「相場を知らずに売った」「業者任せにしすぎた」「売却時期を誤った」のどれかに当てはまります。宅建士として多くの売却案件に携わった経験から、失敗しない5つのコツをお伝えします。
コツ1:相場を自分で把握してから査定を受ける
査定を受ける前に、レインズ・マーケット・インフォメーション(成約事例)とSUUMO・HOME’Sの売出し価格を調べ、「自分のマンションがだいたいいくらで売れるか」の感覚を持ちます。この準備があれば「高値釣り」の業者に騙されにくくなります。
コツ2:複数社(最低3社)に査定を依頼する
査定額は会社によって数百万円の差が出ることがあります。1社だけでは比較できません。特に「突出して高い査定」には要注意——根拠なく高い価格を提示して仲介契約を取り、後から値下げを迫る「高値釣り」の手法が実際に行われています。

コツ3:担当者の質で業者を選ぶ
会社のブランドより「担当者の誠実さ・知識・コミュニケーション力」が売却成功を左右します。訪問査定の際に確認したいポイントは以下の通りです。
- 査定額の根拠を具体的な成約事例で説明できるか
- 物件の弱点(デメリット)についても正直に話してくれるか
- 連絡のレスポンスが速いか・質問に明確に答えてくれるか
- 媒介契約の種類・活動方針(レインズへの登録・内見対応)を明確に説明してくれるか
コツ4:価格設定は「少し高め」から始める
相場より5〜10%高めの価格でまず売り出し、内見・反応を見ながら調整する戦略が一般的です。最初から相場通りで出すと「値下げの余地がない」と思われ交渉が難しくなります。ただし売り出し価格が高すぎると内見が来ないため、上限は相場の10%程度が目安です。
コツ5:値下げ交渉には戦略的に対応する
- 「〇〇円で買いたい」という指値(値下げ要求)には、即答せず「検討します」と時間を作る
- 大幅な値下げ要求(売り出し価格の10%超)には応じない。「この価格では難しい」と明確に断る
- 小幅の値下げ(1〜3%程度)で早期決着を優先する判断も有効(長期空き家より早期売却がトータルコストで有利なことが多い)
- 「端数切り(3,480万円→3,400万円)」程度の値下げは交渉の成立確率を大幅に上げる効果がある

📚 合格への最短ルートを探している方へ
私が合格時に頼ったLECの講座なら、法改正のポイントも漏れなくカバーできます。
→ LEC東京リーガルマインドの講座・資料請求はこちら
📌 関連記事
【監修者】ゆうぜん|不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)。自ら不動産投資・売却・管理を経験した実務家として、正確で実践的な情報をお届けします。※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律相談・投資助言ではありません。

コメント