※本記事の情報基準日:2026年4月
宅建試験では合格点が毎年異なります。「何点取れば合格か事前にわからない」この仕組みを理解していないと、学習計画の立て方を誤ります。過去10年のデータとともに詳しく解説します。
宅建の合格点が変動する理由
宅建試験は「絶対評価」ではなく「相対評価」です。全受験者の中で上位15〜17%が合格するよう、試験の難易度に応じて合格点が決まります。問題が簡単な年は合格点が上がり、難しい年は下がります。
過去10年間の合格点推移
| 年度 | 合格点 | 合格率 | 難易度評価 |
|---|---|---|---|
| 2024年 | 38点 | 16.5% | やや易しい |
| 2023年 | 36点 | 17.2% | 標準 |
| 2022年 | 36点 | 17.0% | 標準 |
| 2021年(10月) | 34点 | 17.9% | やや難しい |
| 2020年(10月) | 38点 | 17.6% | 易しい |
| 2019年 | 35点 | 17.0% | 標準 |
| 2018年 | 37点 | 15.6% | 易しい |
| 2017年 | 35点 | 15.6% | 標準 |
| 2016年 | 35点 | 15.4% | 標準 |
| 2015年 | 31点 | 15.4% | 難しい |
合格点は31〜38点の範囲で変動しています。過去10年の平均は約35.5点です。
合格点の予測はできるか
試験直後から予備校・受験者がネット上で「本年度の合格点予想」を議論します。主な予測方法は「模擬試験受験者の正解率データ」と「過去の難易度との比較」です。ただし予測は外れることも多く、正式発表まで確定しません。
目標点の設定:何点を狙うべきか
合格点が変動するからこそ、目標点は「38〜40点」に設定することを推奨します。理由は:
- 「35点取れれば合格」と思って35点しか取れなかった年に不合格になるリスクがある
- 試験の難易度は事前にわからない。「簡単な年だった → 合格点38点 → 35点で不合格」という悲劇を防ぐ
- 38点以上を安定して取れる実力があれば、どんな年でも合格できる
科目別の目標正解数
| 科目 | 問題数 | 目標正解数 | 重要度 |
|---|---|---|---|
| 宅建業法 | 20問 | 18問以上 | ★★★★★(最重要) |
| 権利関係(民法等) | 14問 | 9〜10問 | ★★★★☆ |
| 法令上の制限 | 8問 | 6問以上 | ★★★★☆ |
| 税・価格・免除科目 | 8問 | 6問以上 | ★★★☆☆ |
宅建業法は「得点源」として18問以上の正解を目標にしてください。ここで落とすと合格が遠のきます。
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【監修者】ゆうぜん|不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)。自ら不動産投資・売却・管理を経験した実務家として、正確で実践的な情報をお届けします。※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律相談・投資助言ではありません。
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