不動産賃貸業の法人化タイミングと節税メリット【個人vs法人の税負担比較2026年版】

不動産賃貸業の法人化タイミングと節税メリット【個人vs法人の税負担比較2026年版】
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法人化(法人成り)とは何か

不動産賃貸を個人で行っている大家が、合同会社(LLC)や株式会社を設立して賃貸事業を法人に移す手法を法人化(法人成り)といいます。一定規模を超えると法人化によって大幅な節税が可能になります。

不動産賃貸業の法人化タイミングと節税メリット【個人vs法人の税負担比較2026年版】

個人と法人の税率比較

課税所得個人(所得税+住民税)法人(法人税等)
〜195万円15%約23%(小規模)
195〜330万円20%約23%
330〜695万円30%約23%
695〜900万円33%約23%
900〜1800万円43%約30%
1800万円超50%〜約30%

法人化のメリット

  • 税率の逆転効果:不動産所得が概ね800〜1,000万円超で法人税率の方が低くなる
  • 家族への給与支払い:配偶者・子への役員報酬を経費化し、所得分散が可能
  • 法人名義の経費計上拡大:退職金・生命保険等を活用しやすい
  • 損失の繰越:法人は10年間(個人は3年間)繰越控除が可能
  • 相続対策:法人の持分を後継者に移転しやすい

法人化のデメリット・注意点

  • 設立コスト(株式会社20〜25万円・合同会社6〜10万円)
  • 毎年の法人住民税均等割(赤字でも最低7万円)
  • 法人決算・申告の費用(税理士報酬年間30〜60万円)
  • 既存物件を法人に移すと不動産取得税・登録免許税が発生

法人化の目安・タイミング

一般的に不動産所得が年間800万円超、または物件を追加購入する前が法人化の好機です。既存物件の移転コストを避けるため、「新規購入から法人名義で」という方法も有効です。

不動産賃貸業の法人化タイミングと節税メリット【個人vs法人の税負担比較2026年版】 解説

まとめ

法人化は不動産投資の中上級者向けの節税手法です。コストとメリットを試算し、税理士と相談して最適なタイミングで実行しましょう。

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執筆者:不動産四冠ホルダー(宅地建物取引士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士)

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この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

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