不動産の共有名義とは【メリット・デメリットと解消方法2026年版】

不動産の共有名義とは【メリット・デメリットと解消方法2026年版】
目次

共有名義とは何か

共有名義とは、一つの不動産を複数の人が「持分」という形で共同で所有することです。夫婦でペアローンを組んだ場合・相続で複数の相続人が土地を引き継いだ場合・兄弟で共同購入した場合などに発生します。

不動産の共有名義とは【メリット・デメリットと解消方法2026年版】

共有名義のメリット

  • 住宅ローン控除を複数人で受けられる:それぞれの持分に応じてローン控除を適用できる
  • 借入可能額が増える:複数の収入合算でより高額な融資を受けられる
  • 相続対策になる場合がある:持分を分割して相続税の基礎控除を活用できる

共有名義のデメリット

  • 売却・リフォームに全員の同意が必要:共有者全員の合意がなければ処分できない
  • 離婚・相続でトラブルになりやすい:共有者の関係が悪化すると身動きが取れなくなる
  • 共有者が増え続ける可能性がある:相続が繰り返されると共有者が多数になる「共有地問題」が発生
  • 持分だけの売却は買い手が付きにくい:他の共有者の同意なく持分を売却しても買い手を見つけにくい

共有名義の解消方法

方法内容向いているケース
共有物分割現物分割・代金分割・価格賠償で共有を解消話し合いができる場合
持分買取一方が相手の持分を買い取る一方が物件を引き継ぐ場合
共有物分割請求訴訟合意できない場合に裁判所が決定話し合いが決裂した場合
全体売却全員合意で物件を売却し代金を分配物件を手放してよい場合

相続による共有名義の増加を防ぐには

2024年施行の「相続土地国庫帰属制度」を活用すれば、相続した不要な土地を国に引き取ってもらうことが可能になりました。また、遺言書・家族信託を活用して事前に承継先を明確にしておくことで、相続による共有化を防げます。

不動産の共有名義とは【メリット・デメリットと解消方法2026年版】 解説

まとめ

共有名義は住宅ローン控除などのメリットがある一方、将来のトラブルリスクも高い状態です。できる限り単独名義または明確な持分割合で管理し、相続時には遺言書・家族信託を活用して共有化の連鎖を防ぐことが重要です。

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【監修者】ゆうぜん|不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)。自ら不動産投資・売却・管理を経験した実務家として、正確で実践的な情報をお届けします。※本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の法律相談・投資助言ではありません。

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この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

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