📅 情報基準日:2026年4月18日
用途地域は宅建試験の法令上の制限で毎年必ず出題される最重要テーマです。13種類を正確に覚え、建築制限の違いを理解することが得点のカギです。
用途地域13種類の全体像
用途地域は都市計画法に基づき、土地の利用目的を定めた区域です。住居系・商業系・工業系の3グループに分類されます。

| グループ | 用途地域名 | 特徴 |
|---|---|---|
| 住居系(8種) | 第一種低層住居専用地域 | 低層住宅の閑静な環境 |
| 第二種低層住居専用地域 | 低層住宅+小規模店舗 | |
| 第一種中高層住居専用地域 | 中高層住宅の良好な環境 | |
| 第二種中高層住居専用地域 | 中高層住宅+中規模店舗 | |
| 第一種住居地域 | 住居の環境を守る地域 | |
| 第二種住居地域 | 主に住居の地域 | |
| 準住居地域 | 道路沿い・自動車関連施設 | |
| 田園住居地域 | 農地・低層住宅の共存(2018年新設) | |
| 商業系(2種) | 近隣商業地域 | 近隣住民の日用品供給 |
| 商業地域 | 各種商業・業務施設 | |
| 工業系(3種) | 準工業地域 | 軽工業・住居混在 |
| 工業地域 | 工業の利便を図る地域 | |
| 工業専用地域 | 工業専用(住宅建設不可) |
試験に出る「住宅が建てられない用途地域」
最頻出ポイントは「工業専用地域には住宅を建てることができない」です。これは必ず覚えてください。
- 工業専用地域:住宅・共同住宅・寄宿舎・下宿 → すべて建築不可
- 工業地域:住宅は建築可能(ただし学校・病院は不可)
暗記法:「工業専用は住宅も専用(工業にのみ使用)」
建築物の用途制限:主要な覚え方
大学・病院が建てられない地域
大学・病院は「第一種低層・第二種低層・工業・工業専用地域」には建てられません。

暗記法:「低層と工業系(工業・工業専用)は大学・病院NG」
カラオケボックスが建てられる地域
近隣商業地域・商業地域・準工業地域・工業地域に建築可能。第一種・第二種住居地域では面積制限あり(10,000㎡以下)。
ボーリング場・スケート場などの娯楽施設
第一種・第二種低層住居専用地域と第一種・第二種中高層住居専用地域には建てられません。
容積率・建蔽率と用途地域の関係
用途地域によって建蔽率・容積率の上限が定められています。試験では「商業地域の建蔽率は80%」「第一種低層住居専用地域の容積率は50〜200%」などが出題されます。
| 用途地域 | 建蔽率の限度 | 容積率の限度 |
|---|---|---|
| 第一種低層住居専用地域 | 30〜60% | 50〜200% |
| 商業地域 | 80%(緩和規定あり) | 200〜1300% |
| 工業専用地域 | 30〜60% | 100〜400% |
過去問で頻出の「田園住居地域」
2018年に新設された田園住居地域は近年の出題トレンド。農地・農業関連施設と低層住宅の共存を目的とした地域です。農地転用には市区町村長の許可が必要な点を覚えてください。
まとめ:得点するための学習ポイント
- 13種類を住居系8・商業系2・工業系3で整理する
- 「工業専用地域=住宅建設不可」は必須
- 大学・病院が建てられない地域を覚える
- 田園住居地域(2018年新設)の特徴を押さえる
- 建蔽率・容積率との組み合わせ問題に備える
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免責事項
本記事は執筆時点の法令・公的データに基づき作成しています。最新の法令改正や試験制度の変更については必ず公式情報をご確認ください。
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💡 四冠ホルダーからの一言:宅建試験は「なぜそのルールが存在するのか」という背景理解が合格の近道です。条文の丸暗記より、制度の趣旨を掴むことを意識してください。

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