大規模修繕「工事中の対応」居住者トラブルの防止と工事管理【2026年版】

📅 情報基準日:2026年5月現在

📋 参照法令(e-Gov法令検索)

大規模修繕工事期間中は居住者への影響(騒音・臭気・プライバシー)に配慮しながら工事の品質を管理することが管理組合と修繕委員会の重要な役割です。

目次

工事中の居住者対応のポイント

問題対応策
騒音・振動作業時間の明示(8〜17時等)・土日祝日の作業制限・騒音の激しい作業は事前通知
臭気(塗料・防水材)使用材料の事前説明・強風時の作業中止・換気の徹底を施工会社に指示
プライバシー(足場からの目線)目隠しネット・シートの設置・バルコニー作業前の事前通知
洗濯物・エアコン使用制限塗料飛散期間中の使用制限を事前に周知・代替手段の案内

工事品質の管理と設計監理者の役割

  • 設計監理者による定期巡回:週1〜2回の現場確認で施工品質・工程の進捗・仕様通りの施工かを確認
  • 工事写真の管理:防水層・下地処理等の隠蔽部分の施工写真を施工会社に提出させて確認
  • 工事完了後の竣工検査:設計監理者・管理組合代表者・施工会社が立会い、完成状態を確認して引渡し
  • 瑕疵(施工不良)が発見された場合は引渡し前に補修を求める。引渡し後の保証期間内は施工会社が無償で補修する義務

FAQ

Q. 大規模修繕工事中に施工不良を発見した場合、どうすればよいですか?

A. 施工不良を発見した場合は設計監理者に即座に報告し、施工会社への指摘・補修指示を求めることが最初の対応です。設計監理者がいない場合は管理組合が直接施工会社に書面で補修を要求します。引渡し前に発見した場合は引渡しを拒否して補修完了を条件にすることができます。引渡し後の発見の場合は契約上の瑕疵担保責任(保証期間内)に基づいて無償補修を求めます。重大な施工不良で修補が不可能な場合は損害賠償請求の対象となります。

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この記事の監修:ゆうぜん

不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)
e-Gov法令検索国土交通省の公的情報に基づき情報発信しています。

免責事項

本記事は執筆時点の法令・制度に基づきます。個別の判断については専門家にご相談ください。

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この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

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