📅 情報基準日:2026年5月現在
建築基準法42条の「道路」に面していない敷地には原則として建築ができません。「道路に面しているように見えても接道義務を満たさない」ケースがあります。道路の種類を正確に理解することが重要です。
目次
道路の種類(42条各号)
| 種類 | 定義 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1号道路 | 道路法による道路(国道・都道府県道・市区町村道) | 公道・幅員4m以上 |
| 2号道路 | 都市計画法・土地区画整理法等による道路 | 開発道路・幅員4m以上 |
| 3号道路 | 建築基準法施行時(1950年)以前からある道路 | 幅員4m以上のもの |
| 4号道路 | 計画道路(都市計画法・土地区画整理法等で計画済み) | 2年以内に事業執行予定 |
| 5号道路(位置指定道路) | 特定行政庁が指定した私道 | 幅員4m以上・通り抜け等の要件 |
| 2項道路(みなし道路) | 幅員4m未満だが特定行政庁が指定したもの | セットバックが必要 |

私道・位置指定道路の落とし穴
- 位置指定道路(5号)は私道でも建築基準法上の「道路」として扱われる
- ただし私道の廃止・変更は特定行政庁の許可が必要(無断廃止不可)
- 位置指定道路に面していても「共有者全員の同意がない」と水道管の引き込み等でトラブルになることも
宅建試験での出題ポイント
宅建試験では「2項道路に面した建物はセットバックなしで建替えできる」→誤り(セットバックが必要)などのひっかけが頻出です。道路の種類の定義より「2項道路はセットバックが必要」という実務的な知識の方が出題頻度が高いです。

FAQ
Q. 位置指定道路を私道所有者が封鎖することはできますか?
A. できません。位置指定道路(5号道路)の廃止・変更には特定行政庁の許可が必要です(建築基準法45条)。無断で封鎖・廃止した場合は許可なく廃止したとして法的問題になります。
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免責事項
本記事は執筆時点の情報に基づきます。個別の判断は専門家にご相談ください。

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