リースバックとは、自宅を売却した後もそのまま住み続けられる仕組みです。まとまった現金が必要な方・老後資金に不安がある方に注目されています。メリット・デメリット・向いている人を解説します。
目次
リースバックの仕組み
リースバックは以下の流れで行われます。

- ①オーナーが不動産会社(または投資家)に自宅を売却
- ②売却と同時に賃貸借契約を締結
- ③元オーナーは入居者として家賃を払いながら住み続ける
- ④一定期間後に買い戻しができる場合もある(買戻し特約)
リースバックのメリット
- まとまった現金を得ながら住み続けられる
- 固定資産税・修繕費の負担がなくなる
- 引越し不要なので生活環境が変わらない
- 住宅ローンを完済できる
- 老後資金・事業資金に活用できる
リースバックのデメリット
- 売却価格が市場価格より低い(70〜80%程度が多い)
- 家賃が周辺相場より高めになることが多い
- 賃貸契約が更新できない場合(定期借家で更新拒否)もある
- 買い戻し価格が売却価格より高く設定される
- 家の所有権を失う心理的デメリット
リースバックに向いている人
- 住宅ローン返済が困難になってきた人
- 老後資金が不足しているが住み続けたい人
- 事業資金・医療費など急ぎで現金が必要な人
- 相続税対策として現金化したい人
- 子供が独立して広すぎる家を縮小したくない人
業者選びの注意点
- 買取価格・家賃・契約期間を複数社で比較する
- 定期借家か普通借家かを確認(定期借家は更新がない)
- 買い戻し特約の条件を詳細に確認する
- 実績のある信頼できる会社を選ぶ(国土交通省登録業者等)
まとめ
リースバックは「住み続けながら現金化」できる有力な選択肢ですが、売却価格の低さと家賃負担がデメリットです。老後の生活設計を含め、長期的な収支を計算した上で複数の業者に相談してから決断しましょう。

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参考資料・公式情報
💡 四冠ホルダーからの一言:不動産売却は「情報の非対称性」が最も大きい取引のひとつです。複数社に査定を依頼し、自分で相場を把握してから交渉に臨むことが高値売却の鉄則です。
【著者】宅建・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士の四冠保有。不動産実務10年超。本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の相談は専門家にお問い合わせください。

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