不動産査定を断る方法:しつこい営業を断るメールと電話の断り文句【例文付き】

不動産査定を断る方法:しつこい営業を断るメールと電話の断り文句【例文付き】

※本記事の情報基準日:2026年5月

不動産の一括査定サイトを利用した後、複数社からしつこく電話・メールが来て困っている方は多いです。「断りたいけど角が立つのが怖い」という方のために、具体的な断り方と例文を宅建士の立場からご紹介します。

目次

査定後にしつこい連絡が来る理由

不動産会社が査定後に積極的に連絡してくるのは、査定依頼=売却意向があるサインと会社が認識しているためです。また、仲介手数料は成功報酬のため、売却依頼を獲得するまでがコスト回収フェーズとなっています。

不動産査定を断る方法:しつこい営業を断るメールと電話の断り文句【例文付き】

電話での断り方【例文】

電話で断る場合は「明確・短く・感謝」の3点を心がけましょう。

「先日は査定いただきありがとうございました。現在、売却は見送ることになりましたので、今後のご連絡はお断りしたいと思います。よろしくお願いします。」

「別の会社さんにお願いすることが決まりましたので、ご連絡はご不要です。ありがとうございました。」

ポイント:理由を長々と説明する必要はありません。「決まりました」「見送りました」という完了形の言葉を使うと相手も引き下がりやすくなります。

メールでの断り方【例文】

メールで断る場合は返信不要という一文を加えると効果的です。

不動産査定を断る方法:しつこい営業を断るメールと電話の断り文句【例文付き】 解説

件名:査定のお礼とお断りについて

○○株式会社 ○○様

先日は不動産査定をいただき、ありがとうございました。
検討の結果、現時点での売却は見合わせることとなりました。
今後のご連絡・ご案内はご不要ですので、よろしくお願いいたします。
なお、本メールへのご返信はご不要です。

(氏名)

「将来また売却する可能性がある」場合の断り方

将来の可能性を残しつつ、今すぐの営業は断りたい場合は以下の文が有効です。

「今すぐの売却は考えていませんが、動く際にはご連絡します。しばらくは頻繁なご連絡はお控えいただけますと幸いです。」

しつこい場合の法的手段・申し出先

断った後も連絡が続く場合は以下の対応を取れます。

  • 個人情報の削除要求:「個人情報保護法に基づき、登録情報の削除を要求します」と書面・メールで通知
  • 宅地建物取引業法違反として申告:宅建業者は断られた後も勧誘を続けることは業法違反(宅建業法47条の2)。都道府県の宅建業担当課に相談できる
  • 一括査定サイトへの報告:サービス利用規約違反として査定サイトに報告すると対応してくれる場合がある

一括査定を使うと必ず複数社から連絡が来る理由と対策

一括査定サービスは複数社に同時に情報を送信するため、各社から独立して連絡が来ます。事前に「電話連絡は不要でメールのみにしてほしい」と記入欄に書いておくか、サービスによっては連絡方法を設定できるものもあります。

まとめ

  • 電話・メールともに「完了形の言葉」を使って明確に断るのが最も有効
  • 長い説明は不要。「決まりました」「見合わせます」で十分
  • 断った後も連絡が続く場合は宅建業法違反として申告できる

【監修者】ゆうぜん|不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)。自ら不動産売却・投資・管理を経験した実務家として、正確で実践的な情報をお届けします。


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参考資料・公式情報

💡 四冠ホルダーからの一言:不動産売却は「情報の非対称性」が最も大きい取引のひとつです。複数社に査定を依頼し、自分で相場を把握してから交渉に臨むことが高値売却の鉄則です。

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この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

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