情報基準日:2026-05-21
国のEV普及政策が加速する中、賃貸物件のEV充電設備対応は入居者獲得の差別化要因となっています。2030年までにガソリン車新車販売禁止(一部規制)が予定されており、先行して充電設備を整備する大家が増えています。
目次
EV充電設備の種類と設置費用
| 種類 | 充電速度 | 設置費用目安 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 普通充電(200V) | 3kW〜6kW | 1台15〜30万円 | 集合住宅・月極駐車場 |
| 急速充電(CHAdeMO) | 50kW〜 | 1台150〜300万円 | 商業施設・高速PA |
| スマートEVCS | 6kW〜 | 1台20〜50万円 | 集合住宅・マンション |

補助金制度の活用
①環境省「建築物等EV充電設備導入補助事業」:普通充電設備の設置費用の1/2補助(上限あり)。②国交省「マンション等共用部分リフォーム推進事業」:マンション共用部の充電設備設置にも適用できる。③自治体独自補助:東京都・神奈川県等は追加補助あり。補助金申請は導入前に必ず確認し、公募期間・要件を確認しましょう。
入居者との費用負担の決め方
電気代の負担方法には①定額課金(月額固定で入居者から徴収)②従量課金(充電量に応じた実費)③設備会社運営(設備会社が充電器を設置・運営し大家はスペースを提供)の3方式があります。大家にとって最も手間のかからない③の設備会社運営型が人気です。

よくある質問
- Q. 分譲マンションにEV充電設備を設置するには管理組合の承認が必要ですか?
- A. 共用部分への設置は管理組合の決議が必要です(管理規約による普通決議または特別決議)。2023年の建物区分所有法改正でEV充電設備設置の手続きが明確化されました。
- Q. EV充電設備を設置すると家賃を上げられますか?
- A. エリア・物件タイプによりますが、EV充電付きとして月額2,000〜5,000円程度の付加価値訴求が可能な場合があります。駐車場料金への上乗せという形も有効です。
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免責事項
本記事は執筆時点の法令・制度に基づきます。個別の判断については専門家にご相談ください。

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