管理組合「長期修繕計画の作り方」30年計画の基本と見直しポイント【2026年版】

📅 情報基準日:2026年5月現在

📋 参照法令(e-Gov法令検索)

長期修繕計画はマンションの将来の修繕工事を見通すための設計図であり、修繕積立金の適正額を決める基礎文書です(国交省ガイドラインでは25年以上を推奨)。

目次

長期修繕計画の主な内容

項目内容
計画期間25〜30年以上(管理計画認定制度では25年以上かつ最終修繕工事が計画期間の最終年度)
修繕の周期外壁塗装・防水は12〜15年ごと、給排水管は25〜30年ごと、エレベーターは30〜35年ごと等
修繕費用の総額各修繕項目の工事費を積算して総額を算出
修繕積立金の必要額修繕費用総額÷計画期間÷総戸数で月額積立必要額を算定

計画作成・見直しの実務

  • 建物診断(劣化診断)の実施:外壁・屋根・設備等の現状を専門業者に調査してもらい、劣化状況・修繕時期を把握
  • 定期的な見直しが必要:5〜7年ごとに計画を見直して工事費の変動・建物の実際の劣化状況を反映
  • 2022年国交省ガイドライン改正:物価上昇を反映した修繕費の増加・専門家の意見を取り入れた計画作成を推奨
  • 長期修繕計画の作成には専門家(マンション管理士・一級建築士)の関与が推奨される

FAQ

Q. 長期修繕計画がないマンションはどうすればよいですか?

A. まず管理会社に長期修繕計画の策定・更新を依頼することをお勧めします。多くの管理会社は長期修繕計画の作成サービスを提供しています(費用:数十万円程度)。管理会社の提案が高額な場合や中立性が心配な場合は、管理組合が独自にマンション管理士や建築士に依頼することも可能です。長期修繕計画がない場合は修繕積立金の適正額が不明なまま運営されているため、将来の大規模修繕時に積立不足で一時金徴収や借入が必要になるリスクがあります。

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この記事の監修:ゆうぜん

不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)
e-Gov法令検索国土交通省の公的情報に基づき情報発信しています。

免責事項

本記事は執筆時点の法令・制度に基づきます。個別の判断については専門家にご相談ください。

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この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

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