大規模修繕「給排水管更新工事」マンション配管交換の実務と費用【2026年版】

📅 情報基準日:2026年5月現在

📋 参照法令(e-Gov法令検索)

築30〜40年以上のマンションでは給排水管の老朽化が深刻な問題になっています。管の腐食・赤水・水漏れが発生する前に計画的な更新工事が必要です。

目次

給排水管の種類と更新の目安

管の種類位置更新の目安
給水立管(縦管)各階の縦に走る共用部分の給水管築30〜40年(ライニング鋼管の場合)
給水横引き管(専有部分内)各住戸内の台所・浴室への分岐管築20〜30年(硬質塩化ビニル管)
排水立管(縦管)共用部分の排水縦管築30〜50年(鋳鉄管)
排水横引き管(専有部分内)台所・浴室・洗面からの排水横管築20〜30年(塩ビ管)

工事方法の選択肢と費用相場

  • 全面交換工法:老朽管を撤去して新管に取替え。費用:1戸あたり50〜80万円。最も確実だが工事期間・住民負担が大きい
  • 更生工法(ライニング工法):既存管の内側に樹脂をコーティングして延命。費用:全面交換の50〜70%。工事期間が短い
  • 全面交換と更生の組み合わせ:共用部分は全面交換・専有部分は更生工法という組み合わせも可能
  • 専有部分内の管は管理組合の費用負担が原則(区分所有者負担の場合もあり、管理規約で確認が必要)

FAQ

Q. 給排水管更新工事中は生活できますか?

A. 工法によって異なりますが、全面交換工事の場合は作業時間帯(通常8時〜17時)に断水・断排水が発生します。1日の中で作業が終わる時間帯に通水が回復するケースが多いですが、工事期間中(各住戸の工事は2〜5日程度)は生活への影響が避けられません。工事会社は通常「洗面・トイレ・台所を1カ所ずつ使えない時間帯を最小化する」よう計画しますが、管理組合として仮設トイレの設置・ホテル補助費の検討も事前に議論することをお勧めします。

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この記事の監修:ゆうぜん

不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)
e-Gov法令検索国土交通省の公的情報に基づき情報発信しています。

免責事項

本記事は執筆時点の法令・制度に基づきます。個別の判断については専門家にご相談ください。

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この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

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