不動産売却にかかる費用・税金まとめ【2026年版】|仲介手数料・譲渡所得税・諸費用を完全解説

不動産売却費用の内訳イメージ

📅 情報基準日:2026年4月14日

「不動産を売却したらいくら手元に残るの?」この疑問に答えるには、売却に伴う費用・税金を正確に把握する必要があります。本記事では、不動産売却時の全費用・税金を網羅的に解説します。

目次

不動産売却で発生する主な費用・税金一覧

費用・税金の種類金額の目安タイミング
仲介手数料売却価格×3.3%+6.6万円(税込)売買契約時・引渡し時
印紙税1,000円〜6万円売買契約締結時
抵当権抹消登記費用1〜2万円(司法書士費用含む)引渡し時
譲渡所得税・住民税譲渡益×20.315%(長期保有)翌年3月の確定申告
ハウスクリーニング費2〜10万円引渡し前
引越し費用5〜30万円引渡し前後
住宅ローン完済費用繰上返済手数料+抵当権抹消引渡し時

仲介手数料の計算

宅地建物取引業法で上限が定められています。

売却価格手数料上限(税抜)計算例(税込)
200万円以下5%200万×5.5%=11万円
200万〜400万円以下4%+2万円300万×4.4%+2.2万=15.4万円
400万円超3%+6万円3,000万×3.3%+6.6万=105.6万円
手元に残る金額の計算例
Photo by Tsuyoshi Kozu on Unsplash

譲渡所得税の計算方法

譲渡所得の計算式

譲渡所得 = 売却価格 − 取得費 − 譲渡費用

・取得費:購入価格 + 購入時の諸費用 + 設備費・改良費
・譲渡費用:仲介手数料・印紙税・測量費・解体費用等

※取得費が不明な場合:売却価格×5%(概算取得費)が使える

税率

保有期間所得税住民税合計税率
5年以下(短期)30%9%39.63%
5年超(長期)15%5%20.315%

※保有期間は「売却した年の1月1日時点」での年数で判断します。

節税に使える主な特例

①居住用財産の3,000万円特別控除

マイホーム(居住用財産)を売却した場合、譲渡所得から最大3,000万円を控除できます。多くのケースで税金がゼロになります。

主な要件:売却の年・前年・前々年に同特例を使っていないこと、マイホームとして実際に居住していたこと

②軽減税率の特例(10年超所有)

10年超保有したマイホームを売却し、3,000万円控除後もなお譲渡益がある場合、6,000万円以下の部分には10.21%の低い税率が適用されます。

③買換えの特例

マイホームを売却して新たなマイホームを購入した場合、一定要件のもとで課税の繰り延べが認められます。

手元に残る金額の計算例

【具体例】3,000万円で売却(長期保有・取得費1,500万円)

売却価格:3,000万円
−仲介手数料(税込):105.6万円
−印紙税:1万円
−その他諸費用:10万円
手残り(税前):2,883.4万円

譲渡所得:3,000万−1,500万−(105.6+1)万≒1,393万円
3,000万円特別控除適用後:0円(控除内)→ 税金ゼロ

最終手取り目安:約2,883万円

まとめ

不動産売却では、仲介手数料・印紙税・譲渡所得税を事前に計算しておくことが重要です。特に譲渡所得税は3,000万円特別控除を活用することで大幅に節税できるケースが多いため、売却前に税理士や不動産会社に相談することをおすすめします。

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この記事の監修:ゆうぜん

不動産四冠ホルダー(宅建士・管理業務主任者・マンション管理士・賃貸不動産経営管理士)
現場実務の知見と、e-Gov(法令検索)国土交通省の公的統計データベースに基づき、最新かつ正確な情報発信に努めています。

免責事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の不動産会社・サービスを推奨するものではありません。最終的な判断はご自身で行ってください。


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この記事を書いた人

宅建士・マンション管理士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士合格。現在はサラリーマン兼大家業に従事。

不動産資格四冠全て合格した見識、さらに国交省やe-Govの最新統計データを基に情報発信中。

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